本因妙大本尊に示された御

文字の髭の意義は発声の勢

いアクセント、呼吸を示したも

のである。つまり本門の波動

が示されている。黒く漆で塗ら

れた板は法界に遍した日蓮大

聖人の体の一部である。その

板に書かれた御文字は大聖人

の御題目の声である。此処に

日蓮大聖人は色心不二にして

常住此説法しているのである。

信心の眼で観れば、この大聖

人の声に唱和して自身の題目

が唱えられるのである。何と有

り難い事である仏は此処にま

しますのである。

 云うまでもなく、天人地を貫

く、と云う条件でなければ、教

えられる側は見宝塔に成らず

、生死が一致しない、つまり真

実な本門とはならない。さて、曼陀羅は本門の波動が正しく音声という形で示され

ていない、つまり声が無い、三角形の七文字は発声とは無縁な形である、この様

な発声は出来ない。本門の波動、題目が正しく示されていなければ仏はましまさな

いのである。従って曼陀羅は常住此説法する仏たり得ないのである。つまり、根本

本尊ではない。